私はアルツハイマー型認知症の父と生活する母を見て、老老介護の自殺や介護殺人が容易に想像できる状況になり退職しました⁉
老老介護の自殺や介護殺人は他人事ではなく誰にでも可能性があり
辛い状況でも脳を正常に保つことが最優先です
介護生活前に知ってもらえればと思い書いています
前提
- 介護者が倒れたら終わり(肉体or精神の限界)
- 余裕のない介護はお互いを不幸にする
- 1人では無理(市と連携からスタート)
- 趣味(他人ではなく自分自身の)が必要
- 生活基準が自分から相手になる
限界になる前に負担になっていることをメモし、自分の状況を可視化することで支援してもらいやすくしましょう!
次に大まかに自分に必要なこと(物)を考えて下さい
- お金
- 時間
- 頼れる人
- 要介護3以上(施設の入居に必要)
- 等々
ここから徐々に小分けにし整理して【ある物、ない物】【最優先に必要な物】等を確認して目標設定し必要なことの獲得を目指しながら介護して下さい⁉
介護者は全員時間が足りない
介護は自分以外の為に時間を使うので時間がなくなります
時短の為に相手の病気のことを調べましょう⁉
病気による行動パターンは知識で先回りすればストレス軽減に繋がり時間の節約にもなります
人それぞれ介護方法が違うので試行錯誤しながら実践知を増やし、効率を上げ時間の確保を目指して下さい
介護初期は精神力があるから耐えれても介護ストレスは毒のように
徐々に…徐々に…少しずつ…ゆっくりと
自分で気が付かないスピードで心が病んでいきます!
介護は割り切らないと出来ないこともありますし
心構えのない状態で病状が加速したら介護者の精神が耐えられなくなります
最悪の場合は殺人や自殺に繋がるほど脳の異常は恐ろしいです
脳を正常に保たなければ取り返しのつかない事が起きるかもしれません(何度も言います)
介護者は将来的にストレスになる可能性のある相手の病状と傾向を調べ予習することでストレス軽減する癖をつけて下さい⁉
※予想外の時の方がショックを強く感じます
自分で介護できないラインを考えておく
施設は空きがないと入れません
先に介護できる限界ラインを決めておかないとズルズル頑張り逃げ場がなくなり精神を病むことになります
例
私の家の場合は【歩けなくなる】【便を使った問題行動】等を確認したら施設の申請をし空くまで頑張る
【上記までは住み慣れた家で安心を】と介護初期から決めています
出口なくダラダラ頑張ると徐々に疲弊しストレスが蓄積します
相手は待ってくれません!
状況は日々悪くなりますが…
それ以上に効率を上げ自分の時間を満喫しながら楽しく生活しましょう!
平常を大事に
老老介護の自殺や介護殺人は誰にでも(私にも)してしまう可能性があります
1人にならないで下さい!
そして【目線を上げ】【胸を張り】【姿勢を正す】
姿勢が悪くなると酸素の取り込み量が減り脳に良くないです
ストレスによる呼吸の乱れも脳に酸素がいきわたらなくなり
思考が低下し平常時は解決できることも困難になりストレスに…
悪い習慣はループします
大変な思いをているのはあなただけではないです
【心を穏やかに保つことを意識】して
お互い頑張っていきましょう!